お問い合わせフォームツールとは?選び方からおすすめのツール5選を紹介!

お問い合わせフォームツールとは?選び方からおすすめのツール5選を紹介!

お問い合わせフォームツールは、企業や個人がウェブサイト上で顧客からのお問い合わせを効率的に受け付けるための重要なツールです。

これらのツールは、お問い合わせ内容の管理や自動返信機能を備えており、ユーザーの利便性を高めると同時に、企業側の業務効率化にも貢献します。

しかし、数多くのツールが市場に出回っているため、どのツールを選べばよいのか迷う方も多いでしょう。

本記事では、お問い合わせフォーム作成ツールの基本機能や選び方のポイント、おすすめのツールまでを紹介していきます。

お問い合わせフォーム作成ツールをご検討の方は、是非最後までご覧ください。

お問い合わせフォーム作成ツールとは?


お問い合わせフォーム作成ツールとは?

お問い合わせフォームツールは、お問い合わせフォームやメールフォームを簡単に作成できるフォーム作成ツールです。

これらのツールを利用して、webサイトに問い合わせフォームを設置することが可能で、初心者でも簡単にフォームを作成できるため、知識がなくても安心して利用できます。

また、メールフォーム作成ツールを使用し、メールフォームを効率的に管理できることはもちろん、メールフォームのデザインや機能をカスタマイズすることも可能です。

一方で、商品やサービスを提供している企業が、顧客からの問い合わせに対応するための窓口として、カスタマーサポートを取り入れる企業も多いので、そちらの検討も視野に入れてみてください。

お問い合わせフォーム作成ツールの選定ポイント10項目


お問い合わせフォーム作成ツールの選定ポイント10項目

お問い合わせフォーム作成ツールを選定する際の、ポイントを詳しく紹介します。

これらのポイントを押さえることで、最適なツールを見つけ、顧客対応の効率化と顧客満足度の向上を実現することができるでしょう。

1. 導入目的を明確にする

導入目的に応じて必要な機能が異なるため、まず目的を明確にしましょう。

例えば、顧客情報を得てマーケティング施策に役立てる場合、顧客情報や案件管理のできるツールを選ぶのがおすすめです。

目的に合ったツールを選ぶことで、効率的に業務を進められます。

2. テンプレートの種類・項目が充実しているか

選ぶツールによって作成できるフォームの種類が異なります。

お問い合わせフォーム、注文フォーム、会員登録フォーム、アンケートフォームなど、目的に応じたテンプレートが充実しているかを確認しましょう。

多様なテンプレートがあると便利ですが、多すぎると選ぶ際に迷うこともあるため、バランスが重要です。

また、設置できる項目が充実しているかどうかも確認してください。

3. カスタマイズ性を確認

フォーム作成ツールにはテンプレートが豊富に用意されていますが、カスタマイズ性も重要なポイントです。

シンプルなフォームであればテンプレートで十分ですが、独自のデザインや機能を追加したい場合には、配置や文字フォント、サイズを自由に変更できるツールを選びましょう。

カスタマイズする際には、HTMLやCSSの基礎知識があるとさらに効果的です。

4. 自動入力の範囲を確認

フォーム作成ツールの自動入力機能は、ユーザーの入力作業を効率化します。

例えば、住所や電話番号を自動的に補完する機能があると、ユーザーの負担を軽減できます。

この機能がどの程度充実しているかを確認し、自社の利用目的に合ったツールを選びましょう。

自動入力機能を活用することで、データ管理や分析も効率化できます。

5. 外部サービスと連携できるか

より便利にフォーム作成ツールを利用するためには、外部サービスとの連携が重要です。

CRM、SFA、MAツール、ビジネスチャットなどと連携できるかを確認しましょう。

例えば、チャットツールと連携すれば、問い合わせがあった際にすぐに通知を受け取ることができ、迅速な対応が可能になります。

また、データの一元管理や業務の効率化にも役立ちます。

6. 誰でも使えるシンプルな操作性か

企業内でIT知識に差がある場合でも、誰でも使えるシンプルな操作性が求められます。

機能が多すぎると操作が複雑になるため、必要な機能に絞り込んだシンプルなツールを選びましょう。

特に、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、使用する端末に応じた表示ができるかも確認してください。

これにより、社内でのスムーズな導入と定着が期待できます。

7. データ出力ができる

収集したデータをCSV形式やGoogleスプレッドシートに出力できる機能があると、データの分析やマーケティング施策に活用できます。

データ出力機能があると、手元で簡単に情報を分析でき、マーケティング戦略や経営方針の参考にすることが可能です。

また、ツールを解約した場合でもデータを保持できるため、出力機能の有無を確認しましょう。

8. セキュリティ対策が十分である

問い合わせフォームでは個人情報を取り扱うため、セキュリティ対策が重要です。

SSL暗号化通信、ISMS認証の取得、サーバー監視、不正アクセス対策などが行われているかを確認しましょう。

これにより、情報漏洩などのリスクを防ぎ、ユーザーの信頼を維持できます。

9. サイトにマッチするデザインにカスタムできる

設置するWebサイトとフォームのデザインが一致していることが重要です。

デザインの不整合はユーザーの離脱要因になりかねません。豊富なデザインテンプレートが用意されているか、カスタマイズ性が高いかを確認しましょう。

また、運用中に必要な項目の追加や確認ページの表示など、柔軟に対応できるカスタマイズ性も大切です。

10. 顧客管理機能が搭載されている

収集したデータの集計や顧客ステータスの管理ができる機能があると、サービスの改善や新しいビジネスチャンスの発見に役立ちます。

顧客管理機能を備えたツールを選ぶことで、問い合わせ内容や顧客情報を効果的に活用し、マーケティング活動を強化できます。

顧客ステータスの管理により、対応漏れを防ぐことも可能です。

これらのポイントを参考にして、自社に最適な問い合わせフォーム作成ツールを選定してください。

適切なツールを選ぶことで、業務効率化や顧客満足度の向上を実現できます。

お問い合わせフォーム作成ツールの機能


お問い合わせフォーム作成ツールの機能

以下の表に、フォーム作成ツールの主な機能を分かりやすくまとめました。

この表を参考に、必要な機能を備えたフォーム作成ツールを選んでください。

フォーム作成機能表

おすすめのお問い合わせフォーム5選


おすすめのお問い合わせフォーム5選

たくさんのお問い合わせフォーム作成ツールがある中で、おすすめのツールを5つに絞って紹介します。

各ツールの詳細や特定のニーズに応じた選択肢を検討する際の参考にしてください。

①Googleフォーム

Googleフォーム

Googleフォームは、Googleが提供する無料のオンラインフォーム作成ツールです。

使いやすく、PCやスマートフォンでのレスポンシブデザイン、複数ユーザーでの共同編集、回答の自動集計・グラフ化などの機能が充実しています。

設問項目にはラジオボタン、チェックボックス、自由回答、条件分岐などがあり、簡単にフォームを埋め込むことができます。

セキュリティやプライバシー保護対策も充実しています。

メリット

・無料で利用可能

・フォーム作成数や設置項目数が無制限

・集計データをグラフ化、Googleスプレッドシートと連携PC

・スマホ対応のレスポンシブデザイン

・多彩な設問項目と条件分岐が選べる

・簡単にフォームを埋め込み可能

・セキュリティ対策が充実

デメリット

・デザインの種類が少ない

・企業利用ではブランドイメージに影響があるかも

②SECURE FORM(セキュアフォーム)

セキュアフォーム

SECURE FORMは、ノーコードでフォームを簡単に作成できるツールです。お問い合わせフォーム、応募用フォーム、アンケートフォームなど、多用途に対応しています。

標準項目を使って効率的に作成でき、送られた情報を集計・グラフ化できます。

料金プランは「フリー」「ビジネス」「ベーシック」の3種類あり、セキュリティ面ではグローバルサイン社のSSLを採用しています。

メリット

・ノーコードで簡単にフォーム作成可能

・多用途に対応(お問い合わせ、応募、アンケートなど)

・130種類以上の背景デザイン

・グローバルサイン社のSSLでセキュリティが高い

・フリープランでも3フォームまで作成可能

・情報を集計しグラフで確認できる

・ドラッグ&ドロップで直感的に操作可能

・ビジネス・ベーシックプランではクレジットカード支払いや領収書発行可能

デメリット

・専門的なカスタマイズが難しい場合がある

・デザインの細かいカスタマイズが制限される場合がある

・大規模なデータ分析には向かない場合がある

・高度な機能を利用する場合は有料プランが必要

③formrun(フォームラン)

フォームラン

formrunは、デザイン性の高いテンプレートから必要な項目を選ぶだけで、コーディングの知識がなくてもフォームを作成できるツールです。

スタートアップ企業から大企業まで幅広く利用されており、ユーザー数は25万人を突破しています。

管理画面では、フォームの設置や対応状況を一元管理でき、カンバン方式で顧客の状況を可視化して効率的に対応できます。

利用料金は4種類のプランがあり、SNSへの組み込みも簡単です。

メリット

・コーディング知識不要でフォーム作成が可能

・デザイン性の高いテンプレートを使用可能

・管理画面でフォーム設置や対応状況を一元管理

・顧客情報を保存し、顧客管理ツールとしても利用可能

・カンバン方式で顧客状況を可視化し、効率的な対応が可能

・SNSへの組み込みが簡単

・セキュリティ対策が充実(reCAPTCHA、SSL/TLS、24時間体制管理)

デメリット

・特定の高度なカスタマイズが制限される場合がある

・カンバン方式の管理画面に慣れる必要がある

・初期設定や習得に時間がかかることがある

④Tayori(タヨリ)

タヨリ

Tayoriは、フォーム、アンケート、FAQ、チャットの4種類のツールを無料で提供するサービスです。

ノーコードで簡単に作成でき、Webの知識が不要です。

テンプレートを利用してフォームを作成し、受け付けた内容はリスト形式で管理できます。

FAQ機能で問い合わせ数を減らし、管理を楽にすることも可能です。

メリット

・ノーコードで簡単にフォーム、アンケート、FAQ、チャットを作成可能

・無料で利用できる

・受け付けた内容を見やすいリスト形式で管理可能

・FAQ機能で問い合わせ数を減らし、管理を楽にできる

・ユーザーの意見を収集・管理する機能が充実

・カタログ申し込み、イベント参加予約、アンケートなど多用途に利用可能

デメリット

・デザインの自由度が低い

・機能がシンプルなため、複雑な要件には対応が難しい場合がある

・高度なカスタマイズが難しい

⑤formzu(フォームズ)

フォームズ

formzuは、フォーム作成からメールの自動配信、商品注文フォーム、会員登録確認メールなど、メールに関する多くのシーンで活用できるツールです。

メールアドレスを登録するだけで簡単にフォーム作成が始められ、WordPressプラグインにも対応しています。

多彩な機能を備えており、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

メリット

・フォーム作成が簡単(メールアドレス登録だけで開始可能)

・自動返信メール、データ保存、CSV出力など多機能

・WordPressプラグイン対応

・Googleアナリティクスによる正確なアクセス解析が可能

・多言語対応で国際的な利用も可能

・無料プランでもフォーム作成数に制限なし

・SSL通信対応で安全な環境で利用可能

デメリット

・高度なカスタマイズが難しい場合がある

・ユーザーインターフェースがシンプルすぎる場合がある

・デザインの柔軟性が低い

・無料プランには一部機能制限がある

まとめ


まとめ

お問い合わせフォーム作成ツールの基本機能や選び方のポイント、おすすめのツールまでを紹介していきました。

これらの選定ポイントを参考に、自社に最適なお問い合わせフォーム作成ツールを選ぶことで、顧客対応の効率化と顧客満足度の向上を実現できます。

適切なツールを導入し、ビジネスの成長を支える強力な基盤を築いてください。

これにより、顧客とのコミュニケーションがスムーズになり、信頼関係の構築が一層促進されることを願っています。

過去にも同様の内容で解説しているので、こちらも合わせてご参考ください。

参考:【2023年6月】問い合わせ管理ツールおすすめ6選!導入メリットと選び方を解説

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